大腸カメラ検査を受けるときのクリニックの選び方
大腸カメラ検査を受けるときのクリニックの選び方
大腸カメラ検査を受けることができる医療機関がたくさんあり、どの医療機関で検査を受けるか迷う方が多いと思います。今回は大腸カメラを行っている施設に関して私見も含め参考になるポイントを提示したいと思います。
検査を実際担当する医師が重要なのは言うまでもありませんが、前処置である下剤の対応、クリニックまでのアクセス、検査のみならず症状も含めた包括的なケアなど大切なことがたくさんあり今回はこれらの提示をしていきたいと思います。
苦痛が少なく内視鏡検査が受けられるかどうか、見逃しが少なくしっかり観察されているかどうかは操作・観察する医師の技量によるものが大きいです。専門医、指導医資格の有無はその指標の一つになります。
当院では院長、理事長は内視鏡専門医を有しており、他の医師に関しても大学病院や総合病院に勤務しており現在も消化器の研鑽を積んでいる信用できる先生方に検査をしていただいております。このため安心して検査を受けていただければと思います。
大腸カメラ検査は下剤を内服する必要があり、時間的な制約がある検査となります。このため検査の予約をしやすい、受ける時間・日を決めやすいことは重要になりますが医療機関により検査が可能な時間は異なります。
当院では特に忙しい方でも検査が受けやすくなるように土日の検査、同日の胃カメラ・大腸カメラ検査の対応、事前にWEB問診・電話でのお話の内容次第では当日診察後に下剤の内服、その後大腸カメラ検査をすることにより1日で検査を終えることも可能です。また24時間WEB予約ができるため、検査を受けようと思った時に予約ができます。
大腸カメラ検査において前処置と呼ばれる下剤で腸内を洗浄することは非常に重要となります。大腸検査自体よりも下剤に対して、内服して気持ち悪くなった、つらくて検査を受けるのをためらうなどの声があります。前処置に関しては非常に個人差があるため、個々の状態に応じた対応を行い、下剤を内服する時の環境やバックアップ体制を整えることが重要となります。
下剤に関してはそれぞれ味や洗浄力、必要な飲水量も異なるため患者様の排便状態や今までの前処置歴の状態に合わせて下剤の選択が必要となります。当院では複数種類の下剤を使用しており、状態に合わせて最適な下剤を選択していきます。また院内に下剤を内服するためのスペースがあります。下剤を内服すること自体が不安、自宅で下剤を内服している時に調子が悪くなり、院内で状態を確認しながら下剤を内服する必要があるなども対応できます。下剤を内服していると脱水になり調子が悪くなることがあります。必要に応じて点滴室で休憩しながら前処置をすすめていくことも可能です。
大腸カメラ検査では事前診察、検査、生検やポリープ治療をした場合などで検査のため2~3回受診が必要となります。このため受診のしやすさや、クリニック周囲の環境も大切になります。検査当日自宅で下剤を内服した後に医療機関に向かう場合で不安を覚える方もいるため駅のすぐ近く、アクセス容易な場所であれば安心して受診ができます。鎮静剤使用後はふらつきが残るため、自宅から遠い、交通の便が悪いところでは安全かつスムーズな移動が困難になります。
当院では池袋駅から非常に近く、東口から徒歩1分という好アクセスとなっております。駅からすぐのところであり、通院や検査当日の負担も軽減されます。鎮静剤使用後に関してはふらつきなどの状態を確認後に帰宅をしていただいておりますが、鎮静剤の影響が完全になくなるのは少し時間がかかります。これに関しても当院から公共交通機関が非常に近くにあるため、安全に帰宅ができるというメリットがあります。
大腸カメラ検査で大腸ポリープを発見した場合の対応は医療機関毎に異なります。治療をしない施設から、できる限りポリープの切除まで行う施設など対応は様々です。大腸カメラは下剤などの準備があるため、できる限り回数が少ない方が患者様の負担は少ないです。検査と同時に治療をすることで検査回数を減らせるため、ポリープの治療まで行ってくれるかどうかは重要になります。
当院では必要なポリープの切除をしております。重要なのが検査時、検査後も安全にできることです。安全に治療をすることは当然ですが検査後のこともしっかり考える必要があります。ポリープの形状や大きさ次第では治療後まれにポリープを切除したところから多量に出血が起こるケースがあります。特に夜間に起きてしまうと対応が難しくなるため、当院では一定以上大きなポリープや出血のリスクが高いポリープを認めた場合、夜間も対応できる医療機関での治療をお願いしております。
鎮静剤を使用することにより苦痛に配慮した検査を実施している医療機関が近年多くみられます。しかし同じ薬であっても患者様個人の体格や体質で適切な使い方が異なります。誰に、どれくらいの量を、どれくらいの速度で投与をするか、酸素の状態はどのようになっているかに関しては医師の鎮静剤に対する技術と経験が重要になります。
検査時以外にも安全面に配慮があるかどうかも重要となります。検査前に鎮静剤を使用した当日の激しい運動の禁止や運転の不可能など注意事項をしっかり説明しているかどうか、検査後に関しては検査終了したらそのままストレッチャーで移動し休める体制になっているかなども重要なことです。
当院では鎮静剤の使用方法、鎮静の状態の確認に関して院内でも話し合い共有しております。医師としての経験や技術に加えて、情報の共有とアップデートを行うことにより安全面に配慮をしながらかつ一人ひとりに合わせた最適な管理をしております。検査前後に関しては、検査前に運動・運転などの検査日の注意事項の説明や、検査後もストレッチャーで寝たままのリカバリースペースへの移動も完備するなどの安全面を最優先にした体制を整えています。
大腸カメラ検査を受ける医療機関を選ぶ際に大型の医療機関と密な病診連携が整っているクリニックを選ぶことは患者様の安心と安全を大きく高めます。クリニックでの大腸カメラ検査は日常的な検査は苦痛が少なく、高い専門性をもって提供することに優れています。しかし予期せぬ偶発症が発生した場合には、大規模な医療機関での対応が不可欠になります。また高度な治療や手術を要する場合にも迅速かつスムーズに紹介できることが重要となります。
当院はときわ台にある本院とともに、地域の大学病院や大規模な病院との綿密な病診連携を確立しております。高い専門性を提供しながらも、手術や高度な治療が必要となる病変を発見した場合や、予期せぬ偶発症が発生した際にはすぐに連携医療機関への相談、紹介、搬送できる体制が整っています。この連携によりクリニックでの迅速な検査と診断を担い、高度な医療が必要な場合は最短で病院へ紹介することで治療までの時間を短縮できます。また病院での治療終了後も経過観察や定期健診は再びクリニックで実施を行うなど必要な医療を切れ目なく受けることができます。
検査に特化した医療機関では症状があっても検査で問題なければ経過観察とし、他の医療機関で経過観察をとお話することがあります。しかし検査を受ける理由としては症状があるため、何か背景にあるのではないかと心配し検査を受ける方が多く、検査で異常がなくてもその後治療が非常に重要となります。
当院では専門性をもって検査の提供をしておりますが、検査を受ける背景に関してもしっかり把握した上で大腸カメラ検査をしております。ただ癌を見つけるのみならず、慢性の下痢や内服歴から考えられる疾患や画像も別軸の目線でも診ております。その上で検査後も症状やライフスタイルに合わせて治療方針の提案をしていき、患者様と一緒に考えて治療を進めております。
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