予防接種
予防接種
予防接種は感染症を未然に防ぎ、ご本人だけでなく周囲の方々を守るために重要な医療です。年齢や状況に応じて公費で接種できる「定期予防接種」と、希望により受ける「任意予防接種」があります。
インフルエンザ、肺炎球菌、帯状疱疹、麻しん・風しんなどは重症化予防や流行防止の観点から接種が推奨されています。特に基礎疾患のある方、ご高齢の方は注意が必要です。接種歴や健康状態を確認し適切な予防接種をご案内いたしますので、ご不明な点はお気軽にご相談ください。
肺炎球菌ワクチン(20価)、インフルエンザ、水痘・帯状疱疹、新型コロナに関しては年齢など条件次第では定期予防接種となるため公費負担となる可能性があります。
インフルエンザの発症や重症化を防ぐためのワクチンで、毎年流行するウイルスの型に合わせて作られます。高齢者や基礎疾患のある方では、肺炎や入院のリスクを下げる効果が期待されます。原則、毎年の接種が勧められています。
新型コロナウイルス感染症の重症化や入院を防ぐことを目的としたワクチンです。特に高齢者や呼吸器、心疾患、糖尿病などの持病のある方では重症予防効果が重要とされ流行状況に応じて接種が推奨されています。
水痘(みずぼうそう)や帯状疱疹の発症・重症化を予防するワクチンです。
いままで水痘に感染したことがない方、周りに免疫の弱い方がいる、65歳以上の方、糖尿病や薬などで免疫が低下しやすい状態の方などでは接種を推奨します。
帯状疱疹は加齢とともに発症しやすく、強い痛みが長引くことがあります。予防接種により発症率や後遺症のリスクを下げることができます。
帯状疱疹には生ワクチン、不活化ワクチンの2種類があります。
生ワクチンは1回で接種が終わり、安価という特徴があります。一方で抗体の持続期間が短期であり、免疫を抑える治療をしている人では接種ができません。
不活性化ワクチンは2回接種が必要で、生ワクチンと比較し高価となります。一方抗体の持続期間が長く、ワクチンによる感染症の発症はしないという特徴があります。
B型肝炎ウイルスへの感染を防ぐワクチンです。B型肝炎は感染すると慢性肝炎や肝硬変、肝がんに進行することがあります。医療従事者や家族内感染予防、将来の重い肝疾患予防のために重要なワクチンです。現在の感染状態や、抗体検査なども当院は実施しているため接種が必要かどうかに関しても判断ができます。
高齢者で重症化しやすい肺炎や菌血症を予防するワクチンです。23種類の肺炎球菌に対応し、定期予防接種として65歳の方などが対象になります。1度接種後は5年に1度の接種が推奨されています。
定期予防接種は2026年3月までとなり、4月以降からは定期予防接種の対象からは外れることになっています。
21種類の肺炎球菌に対応した結合型ワクチンで、免疫が長く続く特徴があります。定期接種ではなく任意接種ですが、より確実な予防を希望される方や基礎疾患のある方で接種が検討されます。接種は原則1回のみとされており23価、20価を接種した年に接種はできません。
20種類の肺炎球菌に対応した結合型ワクチンで、免疫が長く続く特徴があります。2026年4月より65歳の方に対し定期予防接種となりました。接種は原則1回のみとされております。
麻しんと風しんを予防する生ワクチンです。麻疹は感染力が非常に高く、空気感染で広範囲に感染のリスクがあります。風疹は妊婦に感染すると先天性風疹症候群を発症する可能性があるため社会全体での感染拡大防止にも重要なワクチンです。接種歴が不明な方、抗体価が不十分な方、妊娠を希望する女性およびそのパートナー、保育や教育などの関係者などでは特に重要となります。
当院では抗体検査をしているため接種した方がいいかわからない場合には相談いただければと思います。
ムンプス(おたふくかぜ)を予防するワクチンです。発熱や耳下腺の腫れを起こし、まれに難聴などの後遺症を残すことがあります。特に成人では重症化しやすいため注意が必要です。
ワクチン接種歴がない方や、未罹患が明らかな方に関しては一度抗体検査や予防接種などを検討しましょう。
土やさびた金属などに含まれる菌が傷口から入って起こる破傷風を予防します。発症すると強い筋肉のけいれんや、呼吸障害によって致死率が高いとされています。破傷風の抗体価は少しずつ低下するとされており、状況に応じて追加接種が必要となります。
ジフテリア、百日咳、破傷風の3つを同時に予防するワクチンです。特に百日咳は大人が軽症でも、乳児にうつすと重症化します。百日咳の抗体は少しずつ低下していくため成人でも予防のためには追加接種が必要となります。自身の予防と周囲を守る目的でも重要なワクチンです。
当日発熱などで体調が優れない場合は、予防接種は受けることができません。目安としては37.5℃以上の場合は延期をしましょうとお話をしております。
麻疹・風疹、ムンプスワクチンなどは生ワクチンとなるためウイルスに感染・発症する可能性があり接種制限があります。
主な副反応には接種部位の痛み・腫れ、発熱、頭痛などがありますが多くは接種後数日以内に出現します。これらのほとんどは自然に改善します。
まれに強いアレルギー反応としてアナフィラキシー反応があり、接種後30分以内に出現することが多いです。強い痛み、激しい下痢、息苦しさ、全身の蕁麻疹などが出現した場合はすぐに医療機関にご相談をお願いします。
当院では予防接種に対応した感染症に対し、抗原・抗体検査を実施しております。
| 感染症名 | 検査 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 麻疹 | 抗体検査 | 3,300円 |
| 風疹 | 抗体検査 | 3,300円 |
| 水痘・帯状疱疹 | 抗体検査 | 3,300円 |
| おたふくかぜ | 抗体検査 | 4,400円 |
| 百日咳 | 抗体検査 | 4,400円 |
| B型肝炎 | 抗原検査 | 3,300円 |
| B型肝炎 | 抗体検査 | 3,300円 |
当院では自費診療に対する診察料はいただいておりません。
麻疹、風疹、水痘、おたふくかぜに関しては指定がなければEIA法で検査をしています。職場の指示などで抗体検査方法に指定があればご相談いただければと思います。
| ワクチン種類 | ワクチン名 | 料金(税込) ※接種1回あたりの費用です |
|---|---|---|
| インフルエンザ | インフルエンザ | 4,400円 |
| 新型コロナ | コミナティ | 16,500円 |
| 水痘・帯状疱疹 生ワクチン |
生水痘ワクチン「ビケン」 | 9,900円 |
| 水痘・帯状疱疹 不活化ワクチン |
シングリックス | 22,000円 |
| B型肝炎 | ビームゲン | 8,800円 |
| B型肝炎 | ヘプタバックス | 8,800円 |
| 肺炎球菌ワクチン(23価) | ニューモバックス | 8,800円 |
| 肺炎球菌ワクチン(21価) | キャップバックス | 15,400円 |
| 肺炎球菌ワクチン(20価) | プレベナー20 | 14,300円 |
| 麻疹風疹(MR)ワクチン | ミールビック | 8,800円 |
| ムンプス | おたふくかぜワクチン | 7,700円 |
| 破傷風 | 破傷風トキソイド | 5,500円 |
| DPT | トリビック | 6,600円 |
当院では自費診療に対する診察料はいただいておりません。
当院ではワクチンは品質管理および適切な在庫管理の観点から、種類によってはご予約いただいてから入荷手配を行っております。
そのため当日の接種は対応できない場合があります。予防接種をご希望の方は、事前にお電話またはWEB予約にてご予約をお願いいたします。
ワクチンの種類によっては入荷までに数日お時間をいただく場合がございます。お急ぎの場合や渡航前の予防接種などは、余裕をもってご相談ください。
ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
予防接種は感染症からご自身の健康を守るだけでなく、ご家族や周囲の大切な方を守ることにもつながります。ご質問や不安があれば、池袋駅から徒歩1分のほりた内科・消化器内視鏡クリニック池袋駅東口院までどうぞお気軽にご相談ください。
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