高山病とは│症状・予防の解説│ほりた内科・消化器内視鏡クリニック 池袋駅東口院|ほりた内科・消化器内視鏡クリニック 池袋駅東口院|豊島区池袋駅の胃カメラ・大腸カメラ

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高山病とは│症状・予防の解説│ほりた内科・消化器内視鏡クリニック 池袋駅東口院

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2026年8月07日

高山病とは│症状・予防の解説│ほりた内科・消化器内視鏡クリニック 池袋駅東口院

登山やトレッキング、海外旅行などで標高の高い場所へ短時間で移動すると、「高山病」を発症することがあります。標高の高い地域へ行く予定がある方は、出発前に高山病の症状や予防方法を知っておくことが大切です。

当院では、既往歴などを確認したうえで、高山病の予防を目的としたダイアモックス®(一般名:アセタゾラミド)の処方を自由診療で行っています。

高山病とは

高山病は、標高の高い場所で身体に取り込める酸素が不足し、十分に順応できないことで起こる病気です。

一般的に、標高2,000m以上では高山病を発症する可能性があり、標高が高いほど、また短時間で急速に移動するほどリスクが高くなります。

急性高山病(AMS)

最も一般的な高山病です。高地へ到着してから数時間から半日程度で症状が現れることがあります。

主な症状は以下のとおりです。

・頭痛
・吐き気・食欲低下
・めまい
・強い疲労感・倦怠感
・睡眠障害

高地脳浮腫(HACE)

急性高山病が重症化し、脳にむくみが生じた状態です。

・まっすぐ歩けない
・意識がもうろうとする
・受け答えがおかしい
・強い眠気
・意識障害

などがみられます。生命に関わる緊急状態であり、直ちに高度を下げ、酸素投与などの治療を受ける必要があります。

標高が高いとなぜ酸素不足になるのか

標高が高くなっても、空気中に含まれる酸素の割合は約21%のままで、ほとんど変わりません。しかし標高が高くなるほど大気圧が低下します。大気圧が下がると、1回の呼吸で肺に取り込める酸素が少なくなります。

その結果、血液中の酸素濃度が低下し、脳や肺を含む全身が低酸素状態になります。

身体は呼吸数や心拍数を増やして酸素不足を補おうとしますが、急速に高度を上げると、その変化に身体が追いつかず、高山病を発症します。

高山病を予防する方法

高山病の予防で最も大切なのは、薬ではなく、身体が高地に慣れる時間を確保することです。

・ゆっくり高度を上げる

・到着後は激しい運動を避ける

・飲酒を控える

・十分な水分を取る

・症状があるときは、さらに登らない

高山病の予防・治療方法

ダイアモックス®は、炭酸脱水酵素という酵素の働きを抑える薬です。

服用すると腎臓から重炭酸イオンが尿中へ排泄され、血液が軽度の酸性に傾きます。すると身体は酸性状態を補正しようとして呼吸を増やします。

その結果、

ダイアモックスを服用
 ↓
重炭酸イオンの排泄が増える
 ↓
軽度の代謝性アシドーシスが起こる
 ↓
呼吸が促進される
 ↓
肺から取り込める酸素が増える
 ↓
高地への順応が早まる

という作用が生じます。

つまり、ダイアモックスは直接酸素を増やす薬ではなく、身体が高地に慣れる過程を早める薬です。特に、短期間で高地へ移動しなければならない方や、過去に高山病を経験した方では、予防内服を検討することがあります。

ダイアモックスを検討しやすい方

例えば、次のような方では事前の相談をおすすめします。

体力がある方や日頃から運動している方でも、高山病になる可能性があります。体力と高山病へのなりやすさは、必ずしも一致しません。

ダイアモックス錠250mgの服用方法

ただし高山病を発症した際に最も重要なことは、無理に高度を上げないことや症状が悪化する場合には下山を行うことが大切になります。特にうごけない、意識がもうろうとする、息苦しいなどの症状がある場合は様子をみるのではなく下山および医療機関の受診が必要になります。

ダイアモックスの主な副作用

比較的よくみられる症状として、次のものがあります。

・手足や口の周囲のしびれ
・頻尿
・吐き気、下痢、腹痛
・めまい、倦怠感

まれに、重いアレルギー反応、電解質異常、腎機能障害、重篤な皮膚障害、血液障害、急激な視力低下や眼痛などが起こることがあります。

腎機能や肝機能の状態、アレルギー歴、妊娠の可能性、現在使用している薬によっては処方できないことがあります。

特に、ダイアモックスやスルホンアミド系薬剤で重いアレルギーを起こしたことがある方、重い腎障害・肝障害がある方、電解質異常がある方などは、必ず医師へお申し出ください。

当院では高山病予防のダイアモックスを処方しています

ほりた内科・消化器内視鏡クリニック池袋駅東口院では、高山病対策についてご相談いただけます。

過去の高山病歴、基礎疾患、服用中のお薬などを確認し、必要と判断した場合には高山病予防を目的としてダイアモックスを自由診療で処方しています。

当院ではダイアモックス錠250mg、ロキソニン錠60mg、プリンペラン錠5mgをそれぞれ5錠ずつのセットで処方をしております。

日本では、ダイアモックスの高山病予防目的での使用は、医薬品の承認された効能・効果には含まれていない適応外使用となります。そのため、診察および処方は健康保険が適用されず、自費診療となります。

薬を服用すれば高山病を完全に防げるわけではありません。ダイアモックスを服用する場合も、無理な登高を避け症状があるときには高度を上げないことが重要です。

高地への旅行、海外出張、登山やトレッキングを予定されている方は、日程に余裕を持ってご相談ください。

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